本日は親子丼
春の山菜:コゴミの胡麻和え
山菜と言えば、姑様は山の先生。一緒に連れて行ってもらい随分山を歩きました。「山ではちょっと歩いたつもりでも、思いがけなく遠くまで歩いているもんだよ」と教えてくれました。コゴミ、わらび、シドケ、タラの芽、山椒の若芽(かっこわらび=親指ほどの小さなワラビをたくさん取った時は必ず近くでホワッと山椒の香りがしたものです)、じょな(多分アブラコシの事)、軍手してても取る時チカチカする…う~ん、汁の色は悪くなるけど、すごくおいしいダシの出る山菜で…何と言ったっけ・・・こういうのがすっと出て来なくなりました。この何倍もの山菜の名前を覚えたのに。
コゴミは山でも早めに出てきました。姑はこの料理を「きりや」と呼んでいましたが、茹でて細かく刻んだコゴミを味噌、砂糖、ごまで和えていました。同じ材料を使っても、姑の味に及ばないのは、もう二度と食べられないという感傷がプラスされているからでしょうか。「コゴミ、きりやにすっが?」姑の声が聞こえてきそう。
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